港区ライフふたたび
東京カレンダー的価値観とか女子同士のキラキラマウンティングとか全く興味ないのであくまで勤務地としての港区への愛を綴ります。
社会人になって働いたのは横浜市→渋谷区→港区→台東区で、一番長い勤務地が港区。今回5年ぶりです。
5年前に転職で台東区勤務になって感じたのが、
「時の流れが違う!」
「人の距離が近い!」
の2点です。
時の流れの違いって?
オフィスが多いとみんな知らず知らずに一定リズムの急ぎ足です。
よく聞くと足音が揃ってます。
ところが、下町や観光地と同居していると聞こえなくて新鮮でした。
東京駅の八重洲口は旅のウキウキが、丸の内口は目的意識が溢れてるあの感じに近い。
目的が人それぞれゆえのリズムのバラツキが、時の流れをゆっくりさせていました。
人との距離の違いって?
長く観光地として成立したかどうか、町工場や個人商店などの小規模か対面ビジネスと直結した業種が根付いているかどうかで、その土地の人との距離は決まります。
IT系企業などの対面じゃなくてもやりとりできる業種や金融、不動産、商社など規模のビジネス、BtoBの業種が多いと、守秘義務もあり人との距離は一定に保たれます。
経験業種やその人の価値観によっては、その距離に対してかなり心地よさを左右するんですね。私は一定距離ある方が好きなので慣れるのには時間がかかりました。
ちなみに、転職して一番びっくりしたのは「社食のラーメンの列の人の近さ」です。後ろの人のトレーが背中に当たるんです。
焦んなくてもあなたの食べ物ありますから…
と内心思ったけど、デフォルトが近い。
特に、ハンバーグに卵載ってる時とか、ラーメンに半分に切った煮卵がついてる時のみんなのボルテージしゅごい。
最初はイラッとしたけど、今では人との距離が30cm以上あるのが普通の前職の同僚達に再現して話すと必ず笑いが取れる鉄板ネタへと昇華しています。すごいよ!卵のシズル感!
港区の愛すべきポイント
ここまで街の雰囲気の違いを書きましたが、私が個人的に「勤務地としての港区」の愛してる部分について触れてみます。
すぐ街が変わる
ちょっと見ないと建物が変わるので、変化が楽しいです。
人と近すぎない
疲れ果てた時に乗ったタクシーで話し込まれると絶望感しかない人間にはこれ重要。
海外の人も多いので、いきなり視線向けて来られないのはホッとします。
食べ物のバリエーション豊富
これ、昼も夜も非常に大事です。
- ゆっくりランチのお店
- 席ランチ用にテイクアウトできるお店
- 移動途中にかきこむ早いお店
- 会食に使えるお店
- 宴会に使えるお店
- 個室で話せるお店
- 仕事の考え事や簡単な作業ができるお店
- 美味しいコーヒーのお店
- 美味しい中華のお店
- ビストロやイタリアンのお店
- ガッツリ焼肉のお店
- イケてる和定食のお店
- エスニックなお店
ざっとあげても、これらが割と身近で嬉しい。
取引先との行き来が30分
これは取引先の種類にもよりますが、一番ありがたいです。「来てください」「行きます」のハードルが低いから。
緊急時には互いに行ける一方で、段取り悪くてむやみに人を呼ぶと周囲の人にもすぐバレて白い目で見られるので、少しピリッとします。
これが最寄駅同士40分を超えると、何が何でも呼ばねばならぬという社内の意見と、来るのに心理的ハードルがある相手の気持ちの狭間でちょいと気を遣う。。
いい仕事する交通手段達
仕事の移動で意外と重宝するのはこちら。
- 丸ノ内線(滅多なことで止まらない)
- 銀座線(地下深く無くていい)
- 副都心線(東京を縦に突っ切れる)
- ちいばす(100円で田町や六本木の駅から歩くゾーンに行ける)
- 都バス(広尾方面行く時が最強)
- シェアサイクル(家探しの幅が広がる)
特にちいばすは今バスがどこにいるか?を調べられるので便利です。
スポーツセンター素晴らしい
これは書かずにおられない。
港区の区営スポーツセンターは綺麗で快適で、会社から近くなったので愛用しています。
500円でサクッと運動して帰れるの嬉しい。
ミノワマンに格闘技教えて貰えるチャンスも…
映画館と美術館が夜もやってて帰りに寄れる
六本木ヒルズ森タワーの森美術館は夜行くと夜景もきれいで空いててじっくりアートを楽しめます。
映画館はTOHOシネマズの六本木かミッドタウン日比谷がアクセスが良くて、静かなので割とレイトショーで行きます。
『グレイテスト・ショーマン』はドルビーアトモスで観られて良かったです。
住めば都と同様に、どこに行っても良いところはたくさんありますが、勤務地として気に入ってるポイントをいくつか書いてみました。
「冷静に見るとお前結局食べ物じゃねぇか!」
と自分に突っ込み入れつつ、終えます。