本日も一服

ようこさんのログ用のブログです。 お茶と海辺と馬と温泉と。雑だけどていねいに見える日常を送っています。

夜型人間

世の中「朝型人間って偉い!朝活サイコー!」って記事が多すぎると思うんです…。
お金持ちの人に朝早くてトイレが綺麗な人が多いのと、朝早くてトイレが綺麗だからお金持ちなのは違うと思うんだけど…(>_<)

夜型人間=良くない!
朝型人間=サイコー!

って内容のビジネス系メディアの記事とか定期的に出ますよね( ꒪⌓꒪)

そんなことを思う私は夜型人間で、親戚もかなり宵っ張りです。disられる側です。

何かと責められがちなので、認めたくないんですけど、気づいてしまった…
それは、
  • 朝起きづらいし、午前中の血圧は90-60より上に行くことはあまりない。
  • 1日のうち集中できる時間が2山あって「10:00〜12:30」と「18:00〜21:00」で夜の方がいい仕事できている気がする。
  • 朝の方がネガティヴ、夜の方が気楽。
  • 体調も夕方元気になる。
という習慣も体質も夜型人間だということを。

英会話してから出社する「朝活」的な意識高いスケジュールなんて、疲労感ハンパないです。
意識低い…

特に、集中タイムが如実なのですが、夜の方に合わせたら睡眠時間が惜しい事態になってしまうため、朝の10:00〜12:30を大事にしたいと思っています。

こんなこと言ってますが、
朝の日差しも、たまにゴージャスな朝ごはん食べるのも、実は大好きです。
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なんで夜型人間の話なんか書いたか?というと、建て替えが決まっているホテルオークラのフレンチトーストの写真を見つけてしまい、
また食べに行きたいなぁと思ったから。

朝型か?夜型か?とかどっちでもいいし、
好きなペースで好きなことをしていけたら一番健康な気がする昨今です。

お盆の東京駅舐めてた 2015年Ver.

昨年末の帰省ラッシュでビビってもうやめようと思っていたのに、お盆休み週の最終日に東京駅で乗り換えてしまった。

やっちまった。
今年も東京駅舐めてた。
人が多そうな時は違うルート通るつもりだったのに、通ってしまった。

基本的に、
  • 迷っているか(しかも人に案内を求める)
  • 手持ち無沙汰か(突然立ち止まる)
  • 焦ってるか(横入り&猪突猛進)
率の高い混雑を私は好みません。

小さい頃から「いろはかるた」で一番嫌いだったことわざが…
旅の恥はかき捨て
なもんで。

これだけは、「旅先の失敗は知らないししょうがないよ」以上に、「内輪にバレなきゃ何してもいいよね」的な日本人の良くない部分を感じて、いかがなものか?と幼心に思っていまして。

堂々と横入りしたり、通路や出入口を塞いで立ち止まったり、キャスター付バッグの取っ手を伸ばしっ放しにして人を転ばせたり足轢いたりした挙句いきなり道案内頼んできたりされると、
普段使う場所で「旅の恥はかき捨て」られてる気分になって好きになれないし、辛い。
「ねぇ?家の近所でも、それやる?やる?」って質問したいです。しないけど。

もちろん、全員じゃなく帰省自体にどうのこうのはないけれど、帰省ラッシュ系混雑は慣れない人が多い分、何組か身勝手な動きが混ざるだけで、人混みがカオスになってしまうのですよね。だからやめて欲しい。

自分が将来帰省することになったり、長距離移動したりする際は、よく下調べして臨んだり、隅っこに寄って考えたりしようと、この手の混雑に遭遇する度に思うのでありました。

たったひとつ、この「混雑を避ける」習性が重宝するのは、空いた場所を見つけるのが早いということです。

東京駅周辺で穴場スポットは…
エスニック料理店
京葉線への途中エリア
で、ナンプラーパクチーの香りがするところは基本人がまばらです。
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こんなフォーとかおすすめ。

新幹線利用者が短時間で押し寄せる
・利久の牛タン
八重洲
・新幹線改札口
周辺は混雑がMAXなので避けた方が無難です。

…とここまできましたが、年末は、こういうことを思いたくないので、そっと迂回したりピークを避けて移動します。。

倹約レジスタンス

「堅い二字熟語+状況を表す妙なカタカナ」を組み合わせた時のちょっと拗れた感じは、椎名林檎に集約されている気がするのは『勝訴ストリップ』と『無罪モラトリアム』のせいだろうと思う今日この頃。

勝訴ストリップ

勝訴ストリップ

無罪モラトリアム

無罪モラトリアム

うん。。ぜんぶ椎名林檎のせいだ(汗)

実は最近、少しだけ倹約していて。
混雑する通勤電車も有料で座らず付近の駅始発を活用したり、水筒を持ち運んだりしています。

水筒がですね、iPad miniとセットだと劇的に重いのですよw
だけど、お茶とか水分補給は大好きだから、絶対そこにお金かかってるのは自明で、もう意地ですよね。自分と戦ってます。
このスタバの水筒は、屋久島でも水を汲むのに使ったのですが、形がとっても洗練されてて持ち運び易い上、水を飲んでてもコーヒー飲んでるように見えます。(←謎の自己満)

ただ、それだけじゃきっと挫折しちゃうので、密かに大好きな紅茶を淹れて毎日運んでます。

マリアージュ・フレールウェディングインペリアルは特に好きで、夜に淹れて冷蔵庫で冷やして朝水筒に移し替えてます。
独特の濃厚な香りが一日中楽しめる上に、飲み干した後に水を入れても香りが続くこと。

あのバニラっぽい香り、リラックスできてホント幸せです。
贅沢品ですが、他の安いお茶飲む気にならなくて2杯目はお水になり、結果として茶葉の金額以上のリターンがあって良いです。

個人的には節約は得意ではないししんどそうですが、倹約はとても好きです。
その出費は「見栄」でも「浪費」でもなく、「投資」であると判断した場合のみ使う…と決めるだけの方がなんだか気持ち良く貯まるし習慣として長続きする。

きっとまた 明日もお茶を淹れるのだろうな…。
倹約上手な大伯母は高級な茶葉で丁寧に淹れたお茶とゆで卵を軽食に持ってるとお金がかからず外を歩くことが楽しくなると昔話していて、私もそういう楽しさを覚えて行きたいとふと感じた夜でした。

紅茶の残り香が幸せな帰り道です。


夏なので、アベンジャーズ観てきた

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梅雨があけまして、ギラギラした日差しの季節がやってまいりました。

夏です。

土曜日のお仕事の影響が想像以上に気力、体力共に来てたようで、
映画観ようかな…→120分?寝そう。
本読もうかな…→このページ数、辛い。
運動とサウナかな…→心臓ばくばくしてて、ダメかも。
という普段とは違う日曜日を過ごしました。

BBQや海水浴系のリア充イベントもそっ閉じ。

行けたのは、いつも行ってる近所のカフェのみなのですが、これが非常に癒されました。

気を取り直して、今日は朝から映画館へ。
3D&executive seatで観たのですが、質感や躍動感が伝わってきてとっても楽しかったです。
スカーレット・ヨハンソンが個人的には素敵で好きなのですが、あのオルセン姉妹が出てて「…おお!」と驚かされます。

アベンジャーズがいいのは、あまり前作を覚えていない人や連続して見ていない人でもついていけるお話の展開やスピード感だなぁと改めて思いました。
エンドロールに謎キャラ出て「あ、続編あるのね」と期待させて終わるのですが(^^;;

スッキリ楽しみたい方にはオススメです。

また映画観たいな…。



屋久島で一年分のフィトンチッドとマイナスイオンを

ジョージ・クルーニーが出張ばかりしているビジネスマンを演じる映画があるのですが、個人的には国内外公私問わず、旅が大好きです。

マイレージ、マイライフ [Blu-ray]

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*リストラ宣告人にはなりたくないけどね。

そんな訳で、半年前からずっと計画していた屋久島へ行きました。
羽田に6:30に集まって軽食。ねんりん家のカフェで一服。
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着いたら九州は梅雨入りして大雨です…!
鹿児島空港から飛行機か高速船の港でトッピー・ロケットに乗るんですが、まず船酔いが心配になる天気の荒れっぷり。
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めげずにトンコツラーメンを食べたら、案外さっぱりして美味!我流風というお店だそう。
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海の男はすごい!波しぶきを割って突き進んで行きます。
島に着いたら大雨だったので、ガイドさんと相談し、白谷雲水峡は断念することにしたのですが…代わりに滝巡りをいたしました。
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千尋(せんぴろ)の滝。
煙るように大ボリュームの水量でちょっとイグアスの滝みたいな光景でした。
花崗岩の上を水が走って美しかったです。
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大川(おおこ)の滝。
ここは凄かった…。人生が変わったんじゃないか?と思うくらい何か大きく押し流していく様子が真近で見られて、マイナスイオンにザバザバ触れる感じでした。
滝行がなぜあるのか?を少し理解できた気がします。
宿への途中、素敵なガジュマルの木の下(観光名所だけど私有地)を訪れ、不思議な構造をマジマジながめてしまいました。
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門がガジュマルって、すごい。
 
その日は宿の近くのお魚料理を食べたら、眠くなってぐっすり。
翌朝は4:20にお弁当を持って縄文杉へ向かいました。
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途中、朝日が…!
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森はすっごくきれいで、人間の目には見えない何かがいてもおかしくない雰囲気の中、結構険しい道を歩きます。
しょっぱなからクリフハンガーみたいな景色の上の吊り橋を必死に渡る場面がいくつもあり、
トロッコの旧道をぽこぽこ歩くと、たまに鹿や猿に出会えます。
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と、明るく書いてますが、往復22km11時間の山道は壮絶で、スポーツタイツのありがたみも実感。
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ハートに見えるウィルソン株の中も、森のいい香りかしました。
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森に近づいた瞬間からモワッと木の香りがして、1年分以上のフィトンチッドを吸い込む道のりです。
連理の杉も不思議。
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手を繋いでいるようでした。
そして、ついに縄文杉に到着!
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何だか今にも動き出しそうな杉です。
苦労なんて吹っ飛ぶくらい、存在感がありました。
帰り道も来た道を5時間半くらいかけて歩きますが、途中水を飲んでみると、なんとまぁ甘い!!
屋久島の水は軟水なのだそうで、ごはんもふっくら炊けます。本当に美味しいです。
帰り道休憩した河原もとても美しかったです。
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人間が抗いようのない自然に触れ、何だかボロボロと色んなものが落ちてくみたいな場所だな…と思いました。
月に35日雨が降るとまで言われる土地ですが、暑いくらいの晴天に恵まれラッキーでした。
宿に向かう最中、島の麦味噌と焼酎とさしみ醤油を購入!地元スーパーも楽しいです。
 
当然その日はほぼ廃人のように眠り、翌朝港まで民宿のおじさんに乗せていただいたのですが、途中たくさん祠のあるパワースポットに連れて行ってもらいました。
(鈍感な私でも、何かすごい…と思うし、写真をアップするのは憚られるのでやめときます。)
森と山に祈る人の気持ちの境目のようなとても真剣な場所でした。
 
その後、あご出汁の粉末を買い、船へ。
行きとは違い穏やかな帰り道。
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ありがとう!また来ます!
鹿児島に近づくと、桜島が想像以上にもくもくしてました。
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鹿児島空港からいざ東京へ。(ソラシドエア、きれいで良かった)
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楽しい弾丸ツアーが終了しました。
 
元同僚のガイドさん、民宿のおじさん、色々な方々にお世話になり、たくさんの美味しい空気と水の中過ごすありがたい旅でした。
 
確実にフィトンチッドマイナスイオンは1年分以上は吸い込んでおり、
たまには人間らしさを取り戻さねば…と思わされます。
 
次はゆっくり滞在してみたい!
素晴らしい場所に思い切って行ってみて良かったです!
 
 
 
 
 
 
 

山口小夜子 未来を着る人

先日、清澄白河に行きました。
目的地は話題のコーヒーではなく東京都現代美術館

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山口小夜子 未来を着る人

山口小夜子さんは、西洋的な見た目が良しとされていた1970年代に、ジャパニーズビューティーの先駆けとして世界を虜にしたモデルです。

私も中高生の時、ハーフや目の丸くてかわいい女の子がかわいくて羨ましくて、整形しようかと悩んだ時期もありました。
大人になって考えなくはなったものの濃い顔は男女問わず今でもいいなぁと思います。

けれども、京都でお着物を着て気付いたのは、黒髪と白い肌、切れ長で真っ黒な目、小さな口、細くてまっすぐな鼻というのはすさまじい様式美であること、
私達のDNAの中には、そのハッとするほど洗練された美しい形があるということです。
かわいい…とか主観的なものでなく、
形として収まりが良い…という感じ。

山口小夜子さんは、誰よりも「日本人固有の美しさ」を持ち、世界に伝えてくれた素晴らしい方で、彼女がいなければ、冨永愛さんみたいな素敵なモデルさんにも我々は出会えなかったんじゃないかな?と思っています。

残念ながら2007年に57歳の若さで亡くなられましたが、展示の数々は生き生きとたおやかで、まだ存在しているかのような空気があります。
太く短く密度の濃い人生を送られた方なのかもしれません。

死の空気を感じた時のギリギリの緊張感とインパクトも愛し、追究していたのかな?とも感じました。
少し怖い展示もあり、図録は迷いつつ購入できず。私、怖がりなもので。。

非常に完成度の高い世界と、か弱く見えて力強く美しい展示の数々が一同に会しており、とても素敵な展覧会でした。

会期は6月28日までです。
資生堂の歴代の素敵な広告クリエイティブも魅力なので、オススメでした。


鎌倉〜江ノ島ぶらり

週末は友達と鎌倉〜江ノ島をのんびり過ごしました。
まず、腹ごなしということで、鎌倉駅西口でランチを。
地元の人気店ですが、たまたま入れて嬉しいー!
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パテ・ド・カンパーニュをいただきました。
御成通りは静かで好きです。

てくてく八幡宮方面に進むと、かわいいトートバッグが…!
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「ゆる波」というお店で、モノトーンのワンポイントがおしゃれ。
フラガールも良かったです。

お友達がパンが大好きとのことなので、かわいいくて美味しいコンフィチュールのお店に行きました。
ここは、カップケーキで有名な、いがらしろみさんのお店。個人的にはマーマレードの種類が豊富で嬉しいです。
パッケージも素敵なので、プレゼントにもおすすめ。

鶴岡八幡宮に行きがてらコーヒー屋さんにも寄りました。
実は鎌倉は美味しいコーヒーにあふれている街でして、サードウェーブコーヒーが騒がれる前から美味しいドリップコーヒーがあります。

最近できたおしゃれな感じだと、THE COFFEE SHOPとか一休みに良いです。
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鶴岡八幡宮は、結婚式が行われており、参列する知人に遭遇するというビックリがありました。
参拝後、腰越〜江ノ島へ。
腰越は義経が兄頼朝の誤解を解こうと「腰越状」という詫びの手紙を書いたと言われる場所があります。
※伝わっている内容は「こんなにも俺良くやったのに何で鎌倉に入れてくれないの?許して!」なので後世の人が盛ってるんじゃないか説あり。

腰越には美味しいジェラート屋さんがあります。
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こちらはトマトのジェラート
すっきりして、トマトじゃないみたいに美味しいけど、爽やかな酸味はトマト!ハマってます。
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この日はレモンとチョコレートをダブルで。
レモンピールが美味しい!チョコレートは良いミルクを使っていて濃厚です。

食べながら江ノ電も眺められます。
腰越〜江ノ島は一部だけ江ノ電が路面を走るところがあります。(別の日に撮った)
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食べ終わってふらふらと歩いて、
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江ノ島に着いたらあいにくの曇り空でしたが、ここは海岸をぐるっと見渡せるので、気分転換にたまに自転車で来る場所です。

江ノ電江ノ島駅にも隠れた名物があって、、
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スズメがいつもかわいい服着せられてます。。

そんな風景を友達と過ごして、リフレッシュして帰りました。

湘南はガイドブックがたくさん出ていますが、歩くといいお店があるエリアだと思います!