本日も一服

ようこさんのログ用のブログです。 お茶と海辺と馬と温泉と。雑だけどていねいに見える日常を送っています。

肩書きでは消耗しないけど

あけましておめでとうございます。

あなたもわたしも良い年になりますように!

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お仕事柄、視察したり、情報収集するようになったこともあり、

年齢柄フ~ッと忘れてしまうこともあり…。

TwitterFacebookはてブで今まで見つけたけど流していったリンクを

定期的にここに貼っておこうかなと思います。

先端技術とかエンタメとか旅行とか好きなので、

たまに意識高いもの投下されます。すいません。

 

仕事初めの日に気になったのはこちら。

 人は肩書きで消耗するのか?

キングコング 西野 公式ブログ - まだ肩書きで消耗してるの? - Powered by LINE
2017/01/05 16:15

こういう意見を支持すると「うんうんそうですよね!」と言ってくれる人や

その反対側の人達から誤解されるのですが、

私は100%毎回全面的にこの方の意見に賛成な信者さんではありません。

でも、私や周りの多くの人がこのエントリーに対して

「かなり同意!」と思ったことは事実。

特に寿命が延びテクノロジーが普及する人生を描いたこの本を読んだ後だと、

如実に感じる方も多いと思います。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 

肩書きって看板を借りる行為

30代って、大き目の組織に所属して裁量権を得た人だと、

「○○という会社でこの決定権のある何某」になる人や、

なりつつある人が増えます。

外注先さんがいる人は余計そうなる。

私のように何回か転職して業界をまたいだり、

起業している方が周囲にいる身からすると、

これって「肩書き」というより「看板を借りる行為」だと認識しています。

リスクヘッジができ信頼のある良い看板を貸してもらえることは、

1人じゃ無理な規模のお商売を早く体験できる幸運でもあり、

貸した側の都合や責任にも縛られる制約でもある。

借りた看板=実力じゃないし、看板を嫌いすぎると質が落ちることも

同時に、私達は全員、元々一人の人間です。

大きなモノに対する反発から話しながら定義がブレる西野さんの発言は、

普段は肯定しかねる部分も多いけど、

「看板を借りる行為」に依存して生きることの危うさは非常に同意してます。

 

看板=自分の実力だと誤解すると相手のニーズに鈍感になるし、

極度に看板を嫌って、品質=アイディアと誤解してしまい、

手に取られた先の責任を丸投げすると、客観性に欠ける。

 

前者だと得になると思う人だけにすり寄っていったり、

若い人は自分の肩書きになびくし物はタダで貰えると思ってたり、

後者だといつも何かの詰めが甘かったり、納期が間に合わなかったり。

どちらも、

自分の存在自体にメリットがあると信じ過ぎて
相手のニーズを忘れてしまうのは同じように感じることがあります。

西野さんは非常にマーケターとして優秀でニーズを読むことができますが、

全員が看板を借りずに彼のように生きるのに

向いてるわけではない点は留意しておきたいです。

理想はバランスのとれたH型人材?

昨年12月は「働き方改革」として副業解禁が行われました。

正社員の副業後押し 政府指針、働き方改革で容認に転換  :日本経済新聞
2017/01/06 16:58

副業は今まで「手に職持ってます」「アフィリエイト」「バイト」といった、

特定のカテゴリを決めて隠れてチャリンと稼ぐイメージがありました。

自分や知人を含めて、企業で良いように…いや重宝して使われやすい、

「プロジェクトを進める人」とか、「営業を得意とする人」とか、

何かしらの特技+αのある器用貧乏な人達は、

どんな働き方を目指していこうかな?はて?

と考えた際にちらほら見始めた言葉は、H型人材という言葉。

これからの時代に求められるのは「T型ではなくH型の人材」 | クーリエ・ジャポン
2017/01/06 16:41

肩書きに縛られず、色々な役割を持って、

異なる業界や分野を橋渡しできるような人材のことをH型人材と呼ぶそうです。

そのスキルの高い人は高給で獲りあうことになるので追い風だし、

逆にワーキングプアになる人や、

低いクオリティのものが世の中に溢れる可能性だってあります。

肩書きに消耗するより、自分自身の市場価値と視点のバランスをいつもチェックすることになりそう

自分が今本業か副業かどっちの視点の分量が大きいのか?

肩書きに頼った生活か、役割を1人で複数持つ生活のどっちが主軸か?

今どこが手つかずになっているか?

ちょこちょこ視点を調整する必要が増えそうです。


ポジティブにとらえると、

どちらの視点もバランス良く持ちつつ

「色んな役割=たくさんの肩書き」にして、

一人の人間としてどの立場でも良い働きができる人を目指した方が楽だし、

その方が幸せになっていくだろうと考えています。 

新年早々、意識高い投稿になってしまいましたが…

そんなの2秒後には忘れて、今年も牛歩の歩みで更新していきます。

良い2017年になりますように!