本日も一服

ようこさんのログ用のブログです。 お茶と海辺と馬と温泉と。雑だけどていねいに見える日常を送っています。

みをつくし料理帖シリーズ

夏休み中〜昨日までで、みをつくし料理帖シリーズを全巻読破しました。
初巻はこちら。

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)


最新巻はこちら。




積ん読中に先にドラマのキャストを知ってしまい(見てない)、個人的にはうまくイメージできずに遠のいていました。
ところが、読み始めるとあっという間に最終巻でした。

高田郁さんの文章はよく考えて削ぎ落としてあり、すんなりと心に入ります。

構成や話のどんでん返しで読ませるけどゴツゴツした文章の作家さんの本が個人的にあまり得意でなく、
一時期アレルギーのように本を開かなくなっていたのですが、再び読書の楽しみを思い出させてくれました。

扱ってる題材や人の心へのフォーカスの仕方も、温かみがあって良いのかもしれません。
銀二貫も面白かったです。

読書に浸れるおかげで、通勤時間が楽しいと感じる昨今なのでありました。