ファッションという記号
女性のファッションは3年に1回位、ガラッと流行が変わります。
顔立ちや骨格的に流行の服やメイクが似合わないことも起き、
クローゼットの整理をしながら「自分に何が似合うか?」を、
真剣に考える機会があったエピソードを書こうと思いました。
私は昨今のカジュアルブームが得意ではありません。
こんな感じですね…
「シャツ感覚でGジャンを着こなし」「ダボっとしてパンツを合わせて」みたいな。
- 素材がやたらカジュアル/スポーティー
- シルエットがやたらゆるい
- いわゆるアメカジ系
とかは全然似合わなくて、
「潜入調査のため変装している人」とか
「小学生の服を無理に着る人」みたいな感じになります。
逆に、骨格と運動習慣的にハマりすぎるのは
- スポーツウェア
- 上下ジャージ
で「軍人」と言われたことがあります…。
前回のエントリーにあるように、
いざ召喚されたら全く役立たないのに、
戦闘力ありそうな感じに見えるのは辛いw
クローゼットを整理するということ
30歳を過ぎて自分のクローゼットを本格的に整理して、
似合うものを徹底的に残していく行為は、
自分を「どう見せたいか」という「記号」を選ぶことだなと感じました。
昔、営業系の仕事からクリエイティブ系の職種に変わる時に、
「思いっきりクリエイター的な服に変えちゃうのもいいと思うよ」と
アドバイスをくださった男性の先輩のおかげで、
カジュアルダウンして職場に行くことに慣れた経験があります。
(その方はTHE クリエイティブ!という感じの方で似合ってました)
- 個性豊かでクリエイティブな私なのか?
- 女子力高い愛され系の私なのか?
- まじめで知的な私なのか?
- スポーティで活発な私なのか?
- カジュアルでフレンドリーな私なのか?
など、どういう道を選ぶかで、服もガラッと違ってきます。
「旬なアイテムでトレンドで敏感な私」にこだわる人は、
ファッションレンタルを活用する手も、あります。
この、air closetは月6,800円(3着)から、
スタイリストさんがコーディネートしてくれたお洋服を借りられるサービスで、
普段自分で買わないアイテムをたまに届けてくれることで、
ファッションの幅が目から鱗的に広がるのでおすすめです。
服を買うのをいったんやめ、整理しよう
最近は、1年は無理ですが、服を増やすことをいったんやめて整理をし、
似合うものだけに絞ってワードローブを構成するようにしています。
この方と同じように一人暮らしだとクローゼットに限りがあるし、
もうちょっと既存の服を活かしたいと思ったからです。
ワードローブをそぎ落としながら気づいたのは、
ココ・シャネルさんの有名な言葉、
“20歳の顔は自然からの贈り物、30歳の顔はあなたの人生。でも、50歳の顔はあなたの功績よ”
は真実だということ。
昔の30代に比べて、今の30代は若く見えるし、
日本人は童顔で、若く見えることを礼賛するから気づきにくいけど、
恐ろしいことに30歳過ぎると、
本当にキャラじゃなくて着づらい服ってやつが出る。
自分の場合、手元に残すことになった洋服のほとんどが、わかりやすい表現選ぶと、
FOXEYっぽい上品&きちんとテイスト
フレンチシック・マリンスタイル系シンプル服
ばっかりなんですね。
ああ、自分、世の中的に割と堅実な大人になったんだな…
見た目にもうちょっと責任持たなきゃいけないな…
と思いました。
人生を精一杯走ってきた結果、
30代の自分はそういう顔になったということです。
上品&きちんとテイストの服が似合うなら、
日常で着る機会を持てるよう公私ともに頑張ろう。
シック&マリンスタイル系のシンプル服が好きなら、
色使いや小物使いをもっと工夫して楽しもう。
と、少し気持ちを新たにしました。
ちなみに、ファッションが記号と言う観点から見ると…
・きちんと上品な服:澄ましている
・シック&マリン系シンプル服:堅実に見える
・スポーツウェア:戦闘力高め
という状況を総合して考えると、
いわゆる女インテリヤクザ
に突っ走り始めてるのではないか?という疑念が生じ、
そうか、
見た目おとなしく圧強めになるよう
心身共に、戦闘力を鍛えよう!
という結論に到達することは自粛いたしました。
シンプル服好きが、参考にできるスタイルの本
ファッション雑誌はあまり買いませんが、
シンプルな服をメインに持っている身としては、
Oggiの三尋木さんの本のテイストは結構好きです。
冒頭に書いたように、
カジュアルダウンすることが苦手なので、
参考にさせてもらっています。
「似合う」ということを大切にし、
スタイルを作っていけたら良いなと思っています。