物が増えない趣味を探して
少し前に「ミニマリスト」が流行した時、テレビにこんな人が出てきました。
- ベッドもソファも布団も捨てました。今?タオルケットで床で寝てます。
- 食事はいつもワンプレートです。汁物?水が有れば大丈夫です。
- 洋服は同じ上下を3つローテーションでいつも着てます。
この本のイメージに近いです。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ - 【無料お試し版】
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/07/14
- メディア: Kindle版
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無理。絶対無理。豊かさ万歳!
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という軟弱者ですが、
余分に物を持つことのストレスはあります。
感覚としてはお気に入りの使うものだけ手元に残すこのイメージに近い。
特に気配を出すガチャガチャしたものは隠します。
無印良品にはいつも感謝しています。
隠すものはこちら・・・。
- 派手に商品訴求をしたパッケージ
驚きの白さなのはわかる。でも見えないところに置いてしまうんだ。
- 色や柄がどぎついもの
主張強すぎて踏めないファンキーなバスマット。
- その土地の文化を全面に押し出しているお土産品
熊にも鮭にもくるみ割り人形にも罪はない。
- 妙にインパクトのある顔をした人形
くまモンごめん。
- 素人が趣味で作ったような工芸品
ごめんなさい。北大路魯山人の器も出てくるとちょっと辛い。
全部、余白を許さない主張を感じて「ウッ」ってなってしまう。
困った好みの問題を抱えています。
例えば、こういう「余白の美」を感じさせるものに満足を感じます。
柿右衛門(十二代)の図柄だそうです。
「圧の強いけど満足度の低い物」が無限に増えていく趣味ができないので、
以下のようなものを好んで行います。
これらの共通点は、
お気に入りのもの(道具や本)は増えるけど、
無限に成果物が量産されていかない趣味なこと。
というわけで、
物が爆発的には増えないけど楽しめる
「はかなさのある」趣味
を増やしたいなと思っています。
今のところ検討しているのが
- 書道(半紙に書くはかなさが好き)
- 華道(一瞬の美しさを生けるはかなさが好き)
- 茶道(あれだけ準備して胃袋に入ってしまうはかなさが好き)
- プログラミング(画面だけにとどまるはかなさがいい)
- お作法(習慣なので見た目でわからないはかなさがいい)
でしょうか…。
はかない趣味をお持ちの方、ぜひお誘いください。