本日も一服

ようこさんのログ用のブログです。 お茶と海辺と馬と温泉と。雑だけどていねいに見える日常を送っています。

物が増えない趣味を探して

少し前に「ミニマリスト」が流行した時、テレビにこんな人が出てきました。

  • ベッドもソファも布団も捨てました。今?タオルケットで床で寝てます。
  • 食事はいつもワンプレートです。汁物?水が有れば大丈夫です。
  • 洋服は同じ上下を3つローテーションでいつも着てます。

 この本のイメージに近いです。

 

無理。絶対無理。豊かさ万歳!

という軟弱者ですが、

余分に物を持つことのストレスはあります。

感覚としてはお気に入りの使うものだけ手元に残すこのイメージに近い。

www.elle.co.jp

 

特に気配を出すガチャガチャしたものは隠します。

無印良品にはいつも感謝しています。 

ミニマルに暮らす with 無印良品

ミニマルに暮らす with 無印良品

 

 隠すものはこちら・・・。

  • 派手に商品訴求をしたパッケージ

【ケース販売】アタック 衣料用洗剤 粉末 高活性バイオEX 1.0kg×8個

驚きの白さなのはわかる。でも見えないところに置いてしまうんだ。

  • 色や柄がどぎついもの

[FOR U DESIGNS]肌触りが良いフランネルマット ドアマット バスマット 滑り止め 約59CM*40CM 可愛いドクロ柄

主張強すぎて踏めないファンキーなバスマット。

  • その土地の文化を全面に押し出しているお土産品

【ノーブランド品】  鮭をくわえた熊の木彫りの置物 【10号】 【K】[ピィアース] PIEARTH  ジュエリーボックス くるみ割り人形 EX529-1

熊にも鮭にもくるみ割り人形にも罪はない。

くまモン ぬいぐるみL

くまモンごめん。

  • 素人が趣味で作ったような工芸品

魯山人陶説 (中公文庫)

ごめんなさい。北大路魯山人の器も出てくるとちょっと辛い。

全部、余白を許さない主張を感じて「ウッ」ってなってしまう

困った好みの問題を抱えています。

例えば、こういう「余白の美」を感じさせるものに満足を感じます。

柿右衛門(十二代)の図柄だそうです。

 

十二代酒井田柿右衛門造 染錦柿画夫婦湯呑 一双

余白の美 酒井田柿右衛門 (集英社新書)

余白の美 酒井田柿右衛門 (集英社新書)

 

 

「圧の強いけど満足度の低い物」が無限に増えていく趣味ができないので、

以下のようなものを好んで行います。

これらの共通点は、

お気に入りのもの(道具や本)は増えるけど、

無限に成果物が量産されていかない趣味なこと。

というわけで、

物が爆発的には増えないけど楽しめる

「はかなさのある」趣味

を増やしたいなと思っています。

今のところ検討しているのが

  • 書道(半紙に書くはかなさが好き)
  • 華道(一瞬の美しさを生けるはかなさが好き)
  • 茶道(あれだけ準備して胃袋に入ってしまうはかなさが好き)
  • プログラミング(画面だけにとどまるはかなさがいい)
  • お作法(習慣なので見た目でわからないはかなさがいい)

でしょうか…。

はかない趣味をお持ちの方、ぜひお誘いください。