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本日も一服

雑だけどややていねいに見える日常を綴る。海辺とおいしいごはんと読書。そしてログ用のブログです。

大切な人のためにできること

料理 日常 家族

2013年3月5日のこと。

家族が入院と手術を終えて退院するという出来事がありました。

身近で大切な人が心配で、冷静に対処しても緊張と不安が疲労として溜まりました。

病院が清潔で機能的な環境でも安らげないのは、

患者さん本人もご家族も張りつめているから。

互いの気配りが心に沁みました。

 

医療に感謝

近年の医学や医療技術のめざましい進歩、

外科医さんの切り替えの早さや才能や技術と、

看護師さんのプロフェッショナルな対応は素晴らしく感謝しました。

手術がカテーテルや腹腔鏡に進化したことで、

大切な人の体力が保たれることがありがたい。

 

医療保険に感謝

また、ここぞという時の医療保険の力は大きいです。

節約のために保険は見直されがちですが、想定外のことは案外身近に起き、人生計画の修正を要する規模でお金がかかることも多々あります。

保険を使うことで経済的な計画修正は最小限にとどめられます。

若い方は告知内容が少ないうちに、掛け捨ての長期医療保険は入っておくことを多くの方におすすめしたいです。生涯通じて安い保険料で厚い保証を受けられます。

 

こうしてみると現代日本は素晴らしく幸せな環境に恵まれています。

この国に生まれて良かったと思っています。

 

病院や医療以外の日常生活でも大きな発見がありました。

 

家事というお仕事

最もイメージが変わったのは「家事」というお仕事。

総合格闘技よろしく、色んな要素と戦わないといけないのかと愕然としました。

ずっとやってくれていた母の苦労をもっと早く軽くしてあげたかったと思いました。

 

家事は色んな作業適性が混ざっていて、苦手なことも強制的にTODOに入ります。

そこを家族のため!と頑張ると自分の食事や身支度、健康管理もがおろそかになる気持ちもわかりました。

家事を頑張っている人に「家族が気に留めていること」と、本人も「自分自身を大切にすること」両方の重要性を感じました。

 

私は、家事の中でも掃除は楽で料理はちょっと苦労しました。

退院すると次の診察まで食事制限がある場合があります。

我が家の場合は胆嚢摘出手術後だったため「脂質制限」でした。

 

制限食をおいしくする工夫

脂質を1日7.5gに収める脂質制限食は難しかったです。

サラダオイル大さじ1/2しか使えませんし、油分の多い食材はだめ。

脂質を一度に消化できないことによる胃腸への負担を減らすことは、

体の内外についた手術の傷の炎症を抑えるためにも大事なのだそうです。

病院で食べる食事がしんどいと聞かされていたので、

管理栄養食の本や野菜の本を買ったり、

家にある和食の本を読みなおして、

人が美味しいと思うエッセンスは何か?と両立を目指しました。

 

まず食材はこのサイトを見て、大体どんなものにどのくらい脂質があるかを把握して買い物にでかけていました。

脂質の多い食品と、食品の脂質の含有量一覧表 | 簡単!栄養andカロリー計算

治療食で気を付ける部分は何かこの本でチェックして調理し…

一品料理500選―治療食への展開

一品料理500選―治療食への展開

 

 旬の野菜の美味しい部分はどこか?をよくよく考えて食材を選び…

和食のおいしい!と思う要素はどこか?を再確認して仕上げました。

日本人で良かったと思ったのは出汁に油がないこと。うまみを感じるものがオイルフリーでありがたかったです。

油は悪者じゃなく、血管や血流の健康のためにはある程度必要で、お料理のコクやうまみ、満足感にも欠かせません。削ると塩分や糖質が増えがちで難しい存在でした。 

健康な人の満足感を保ち塩分を抑え、脂質制限が必要な人の料理を美味しく作るには、出汁をしっかり取ってしみこませることと、調理方法・調味料を変えるのが一番効果的という結論に達しました。

 

医療も、医療保険も、家事も、食事もすべて考えさせられる半月でした。

今後も大切な人のために活かして行こうと思います。